岡山の特徴について

岡山の特徴について

日本のほとんどの都道府県では特定の都市に人口が集中する傾向があります。
一方、岡山県は岡山市や倉敷市の中心市街地をはじめとして、岡山市西大寺地区、倉敷市水島地区、玉野市など人口が分散しているのが特徴です。
その理由として、自家用車利用が高度に進んだことや、岡山駅に乗り入れるバス会社数が全国有数であることなどから分かるように
公共交通機関が発達しているなどの地域特有の事情が作用し山陽自動車道や岡山空港、瀬戸大橋などの広域交通網が充実していることが挙げられます。
そして地理的な特性もあって四国への玄関口、山陰、広島、九州方面への結節点として役割も担い、さらには関西圏に隣接しているという抜群のアクセスを誇るため、
県内全域が物流拠点といっても過言ではありません。
岡山県の主な産業としては世界的にも有名な倉敷市児島地区や井原市を中心としたデニム・ジーンズなどに代表される素材・繊維・機械加工などが挙げられます。
また全国的にも有名なベネッセコーポレーションや陸上競技などで知られる天満屋、全国的に見てもその健全性が際立っている地方銀行・中国銀行などの大企業が
本社・本店を置いていることでも有名です。
さらには近年注目を浴びる県内各地のB級グルメのPR活動などで各地域に活気が感じられる岡山県ですが、県内を代表するビジネスエリアとしては
やはり岡山市を中心とする岡山大都市圏が挙げられ、2015年6月には地域活性化や行政機能維持を図る「連携中枢都市圏」の中心都市として国に認められたことから、
産業振興などの連携を基に今後さらなる発展が予想されています。

投稿者プロフィール

高橋 照一
新聞記者、書籍編集者、大学教授、WEB制作、マーケティング、経営戦略などを経て、岡山地域の創生やブランド価値向上のため岡山から世界に向けた情報発信を行いながら地域の活性化や岡山への移住促進のため岡山研究所を立ち上げた。

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