第3弾は極めて地方創生色の濃い社会問題解決プロジェクトです。
政府は1億総活躍社会を目指していますが、合わせて働き方改革も進めようとしています。
リモートワークやノマドワーク、サテライトオフィスなどの言葉も聞かれるようになりましたが、そのような働き方をしているのはまだまだマイノリティです。
これまでは、仕事といえば務める企業などのオフィスに出勤し、組織単位とかプロジェクト単位で対面コミュニケーションをとりつついつもの顔ぶれが同じ目的に向かって仕事するというイメージでしょうか?しかしながら、在宅勤務を制度化する企業も増えました。シェアオフィスやコワーキングスペースなどを利用する方も増えてきています。
また、「テラスハウス」というTV番組の影響もあってかオシャレなシェアハウスにも注目が集まっていて、最近では共通の趣味を持った人のシェアハウスとか、就職活動中の地方の学生のみ入居できる目的共有型シェアハウスなどもあるようです。
一方で、東京一極集中と言われるように首都圏に人口が集中し、地方の空家問題が顕在化しています。地方でも仕事のために中核的な都市に人が流れ、いわゆる田舎のエリアは過疎化とともに空家の増加が問題となっており、今後どんどん増え続けると言われております。家は人が住まなければどんどん朽ちていきます。せっかくの資産価値が時間の経過とともにゼロになってしまうのでしょうか?
私たちはこれをもったいないと言わずして、どういう表現ができるのでしょう。
ということで、名づけて『空家リノベーションによる有効活用プロジェクト』です。
空家をサテライトオフィスやシェアオフィスとして、また移住者向けのリノベーションハウスや、目的共有型シェアハウスなどにして有効利用しようというものです。
古民家をリノベーションしてオシャレに住むという若者世代の移住促進にもつながるかも知れないですし、社会問題解決に向けた有効施策として今後ますます注目が高まる事業でしょう。
これを色々な業界の方と手を携えて、新しい形の提案がたくさんできればいいなぁと思っています。
もしかして空き家ツーリズムといったインバウンド需要拡大施策としても機能する可能性を秘めたプロジェクトです。
これも興味をお持ちの不動産関係業者や住宅建築及びリノベーション業者、広告代理店、旅行代理店、地元自治体など関係者の方は
株式会社岡山研究所までご相談ください。
投稿者プロフィール
- 新聞記者、書籍編集者、大学教授、WEB制作、マーケティング、経営戦略などを経て、岡山地域の創生やブランド価値向上のため岡山から世界に向けた情報発信を行いながら地域の活性化や岡山への移住促進のため岡山研究所を立ち上げた。